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第三種ダクト式換気システムをオススメする理由 その②

公開日:2025/07/10(木) 更新日:2025/07/11(金) 家づくりのこと

BROOKがご提案している換気システムについて、前回のブログではオススメする理由その①として「お手入れが簡単!」というお話をしました。

今回はオススメする理由その②として、「無駄がない!」ということについて3つのポイントに分けてお伝えします。

 

 

ポイント①

「汚れた空気の排出は床下から」

通常、家の中の汚れた空気の排気口は天井に近い位置に付いていますよね!?

でもBROOKがご提案する換気システムは、汚れた空気の排気口が床下についています。

なぜか?

それは、人の呼吸によって排出される二酸化炭素やほこりなどは空気より重く、床上30cmのゾーンに滞留します。

この原理にのっとって床下に排気口をつけているわけです。

(通常の高い位置に付いている換気扇などの排気口は、汚れた空気をわざわざ巻き上げて排出しているということになっているんです。)

理にかなっていて、無駄がないですよね!

 

 

ポイント②

「給気した空気を床下で熱交換」

例えば冬、外の空気は0°だとします。

家の外に付けている給気フィルターを経由して床下に入ってきた新鮮な空気は、アルミダクト内を通って外へと向かう二酸化炭素など汚れた空気と熱交換をしながら室内へと送り込まれてきます。

この過程で0°の空気が室内へ入ってくる頃には12~13°程度まで上昇させることができるのです。

これは熱を通しやすいアルミ素材の特性を活かしたとてもエコな熱交換システムと言えます。

これもまた、無駄がない!ですよね。

 

 

ポイント③

「排気をエアコンの室外機に当てて熱回収」

最後もエコなお話。

真夏、室内の温度は23°~24°。

換気システムの稼働により、汚れた空気は常に外部へ排出され続けています。

アルミダクト内を通り、外から入ってきた新鮮な空気と熱交換しつつ、最後は家の外へ。

この最後の出口にも仕掛けをしています。

実はエアコンの室外機へ室温に冷やされた涼しい汚れた空気を当てることで、室外機が猛烈に頑張らなくてもエアコンが効くるように補助的な役割を担っています。(このように排熱から熱エネルギーを回収し、再利用する取り組みのことを熱回収と言います)

これでもか!というくらい無駄がないですよね?!

 

いかがでしたか?

BROOKがご提案する第三種ダクト式換気システムがいかにムダのない仕組みであるかがお分かりいただけたのではないでしょうか?

というわけで、今回はBROOKがオススメする第三種ダクト式換気システムを採用する理由-その②についてお伝えしました。

 


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