家づくりでまず考えるべき「敷地」。使い方で住み心地に断然差がつきます! その①

こんにちは、ブルックの一級建築士兼コーディネーターの入部です。

お家を建てることが決まって、土地情報や間取り図を見ながらああしたい、こうしたいと想像するのは、とても楽しい時期ですよね。

「でも、プランニングは最初が肝心。この最初の段階でつい見落としがちなのが、“敷地全体の使い方や道路との関係性”です」

というわけで、これから4回にわたってお家をプランニングする前に考えておくべき敷地の使い方についてお伝えしていきます。

初回は「お庭と駐車場のレイアウトは綿密に」というテーマでお届けします。

南に道路が接した土地が人気な日本の不動産事情。

南に道路があると、少なくともその道路の幅だけわが家の前に建物が建たないので、日当たりが確保できるのは確かです。

でも、週末のBBQやウッドデッキでのんびりカフェタイム、ビニールプールを広げての水遊びなどの庭活をしたい方、想像してみてください。

おいしいにおいを振りまきながらのBBQは、道路を往来するご近所さんや車からの目線が気になって、心からのんびり、というわけにはいかなさそうです。

そうなると、道路に対して高めの目隠しをしてプライバシーを確保する、ということも必要になってきます。

もしも青い線のように塀を設置してみたら…いかがでしょう?リラックスできますね。

そして将来、成長した子どもたちが車に乗ることもあるでしょう。

地方では一人一台の車が必要なことも。

庭を複数台分の駐車場につくり直すことも想定されます。

あまりにもしっかりした塀をつくってしまうと、撤去に費用がかかることも念頭に入れておきたいですね。

今回は「お庭と駐車場のレイアウトは綿密に」というポイントについてお伝えしました。

次回は「駐輪スペースは将来の台数も考慮して」というテーマでお届けします。

お楽しみに♪